2018 archive
2018年は、歌をちゃんとやっていきたい!と思えるようになりました。新年もよろしくお願いします!
「にんぎょうげきやさん」鳥毛こずえさんと影絵のライブを各地でさせてもらいました。
「シルエットライブ」9月1日@鉄板でこ
「冬のおはなし会」12月8日@能美市立辰口図書館
こずえさんが書かれたテキストから歌詞を考え、影絵に合わせて作曲、歌唱、ピアノ演奏もという無茶振り(自分にとっては)も4年目、ようやく自分のやりたいことをつかみかけてきた感じがしていて、こずえさんには暖かく母のように見守ってくださり感謝です。
「うたのあるところ」と称してコントラバスの熊坂義人さんと2回ライブを開催しました。
5月4日@レディーバードキッチン(金沢市)
11月3日@二三味珈琲カフェ(珠洲市)
音楽とは?相手に合わせようとせずに自分で進むこと。突き進むことと支えること。支えあいつつ、でも遠慮なく。そんなセッションの楽しさがなるほどでした。熊坂さん感謝です。
モノローグ・オペラ『新しい時代』上映会のトークゲストで出演しました。
11月16日@豊中市立文化芸術センター
この「三輪眞弘+前田真二郎 モノローグ・オペラ『新しい時代』」は第17回(2017年度)佐治敬三賞(公益財団法人サントリー芸術財団)を受賞しました。
「意欲的な演奏会を顕彰する」佐治敬三賞、贈賞理由にある「主役のソプラノに必要な極めて特異なキャラクターと声」、「初演時にも主役を歌ったさかいれいしうの、まるで遠い宇宙から送られてくる電波メッセージのように微かで透明な声は、17年の間隔をまったく感じさせず、」そんな風に言っていただけて大変嬉しく恥ずかしいです。
上映会には若い方の参加が多かったのですが「ハッピーエンドだと思った」というアンケートがあり面白いなと思いました。
伊東宏先生に初演時から17年たって再演するまでに至ったことなどを聞いていただきました。2000年の初演時とは歌い方、話し方の違いがあるのですが、芸大の助手時代にたくさんの先生方にお会いしお話を聞いたこと、これまでたくさんのミュージシャンとスタジオレコーディングやセッションをしてきたこと、お能が盛んな石川に来て仕舞を体験したことなど、いろんな影響を受けてることを思いだしました。
トークで話せませんでしたが作曲家の三輪さんとの打ち合わせで、朗読テキストを楽曲として理解することができたこと、衣装を担当してくださった岩井さんと役柄の読み込みを深めたこと、巫女役、舞台スタッフの皆さんの集中力のおかげで遠慮なく突き進めたことも思い出されます。本当に感謝です。もっと精進していきたいです。
遠藤伊津子先生(金城大学短期大学部 幼児教育学科 特任准教授)と一緒に、金沢市内でワークショップを始めました。
日本の保育園や幼稚園での音楽は、CDを使った音源や、西洋音階の童謡、唱歌を歌うのが主流のようです。ピアノを練習することが必須で、保育士の筆記試験を見てみると、コードネームやイタリア語の奏法の楽譜の読み方などが試験の最初の項目にあります。こういった音楽教育が必ず必要なのかなと思うと疑問も感じます。
もちろんそういう音楽教育もできればいいとは思うのですが、そこで音質が豊かな「うた」が子どもたちに響くことが後回しにされてはいないでしょうか。たとえば2音程や3音程のわらべうたを知ってもらい活かしていただけるともしかすると効果的なのではないかな、という仮説を思って活動しています。
・大野製炭工場に4月から3ヶ月のインターンをし、業務改善の提案として「炭焼きと子育てが両立するための3つの課題」を制作しました。
大野製炭・大野長一郎さんに教わりながら森から木を運び、炭焼きをし、商品としてパッケージにする、一連を実際に体験しつつ、大野さん発案の「炭焼きビレッジ」を実現するための移住支援に必要となる、子育て環境や必要条件を実生活と照らし合わせ考えました。作成したPDFファイルはご希望の方にお渡ししています。
◎そのほかやってたこと。
・自然保育学会にて口頭発表「里山里海における自然保育の可能性」
・NPO法人角間里山みらい「いしかわの自然保育カタルカフェ」にて情報提供「石川県における自然保育の現状と課題」
・石川県「里山こども園」インストラクター及び研修会アシスタント
・空襲をテーマにした音楽紙芝居「光のカーニバル」浅草神社ほかで公演
などなど。
お世話になりました皆様、ありがとうございました。